採用

”女性エンジニア”と括られないための
私のキャリア戦略

サイバーエージェントでは、十人十色の女性の働き方を応援する組織「CAramel(カラメル)」を発足し、様々な女性社員の交流の場を創りながら、女性ならではのライフイベントに左右されないキャリア形成を応援しています。

今回ご紹介する女性は、スマートフォンサービス「Ameba占い館SATORI」等を提供する株式会社ASTROBOXにてサーバーサイドエンジニアのリーダーを務める酒井小枝。軽い気持ちで入った大学で思いがけずプログラミングを学ぶことになった彼女が、今後女性エンジニアとしてどうキャリアを築くのか。話を聞きました。
 

Profile

  • 株式会社ASTROBOX サーバーサイドリーダー 酒井小枝

    2012年 サイバーエージェント新卒入社。サーバーサイドエンジニアとして数々のスマートフォンアプリの開発を担当。2017年より、株式会社ASTROBOXに出向し、サーバーサイドリーダーとして、「Ameba占い館SATORI」「SATORI電話占い」のサービス開発に従事。

軽い気持ちでの進路選択がエンジニアとしてのキャリアへ

- なぜエンジニアになろうと思ったのでしょうか?

高校時代のHP制作がきっかけです。当時、待ち受け画像を作るのが流行っていて、私も趣味でやり始めました。ある時、友人に「制作した画像をHPに出そう」と誘われ、HP制作に挑戦。もちろん知識などなかったので、htmlやCSSを調べながら試行錯誤して、何とか完成までこぎつけました。でも、その作業がとても面白く、本格的に学びたいと考え、「情報学部に入ればHP制作の知識が身につきそう」という軽い氣持ちで大学を選びました。

しかし大学の授業はプログラミングに関する授業ばかりで、私が当初求めていたものとは違いました(笑)。プログラミング自体は勉強すればすぐに身につくものだと思っていたのですが、予想を上回る情報量と難しさでしたね。しかし、画面が動く仕組みを作ることが純粋に面白いと感じ、エンジニアになることへの抵抗はありませんでした。

- 就職先はどのような軸で考えていたのでしょうか?

大学3年生の時に参加したインターンシップがきっかけでWebサービスを軸に考えていました。インターンシップは、「1ヶ月間でサービスを開発する」というお題にチームで取り組み、役員にプレゼンテーションをするという内容でした。個人でサービスを作ったことがなかったので、私にとっては初めてwebサービス開発でした。優勝を狙い、何度もミーティングを重ねて作り、社長に提案したのですが、優勝できませんでした。泣くほど悔しかったですね。ただ、その経験から、多くのユーザーが使うサービスを作りたいという想いが湧き上がりました。サイバーエージェントを知ったきっかけは元々知っているサービスを提供している会社だったからです。また、サイバーエージェントで働く女性エンジニアが大学に通いながら仕事をしているという記事をたまたま読み、自分次第で自由に働くことのできる会社だという印象がありました。提供サービスで身近に感じられた点と、自由な社風に惹かれて入社を決めました。
 

優秀すぎる先輩社員。越えられない自分。

- 入社後のキャリアを教えてください。

当時、「Ameba」のスマートフォンプラットフォームの拡充のためにスマホ向けアプリを100個出すと宣言していた時期。入社直後は、そのうちの1サービスの運用に携わった後、アプリの立ち上げを任されることに。女性をターゲットとするサービスだったため、自分の存在意義を出そうと、女性としての視点も提案しながら、要件定義から実装まで、助けを借りながら必死に案件を回していました。

キャリアパスとしてリーダーを目指していたのですが、周囲の先輩社員のスキルが高く、自分の存在価値をどこで出せばいいのかを日々悩んでいました。越えたいのに越えられない壁、それを目の当たりにしてしまうと、どんどん自分のモチベーションも下がっていってしまったんです。最終的には自分はエンジニアに向いていないと引け目を感じるまでになってしまいました。
 

- どのように立て直したのでしょうか?

そのタイミングで組織編成があり、グループ会社の㈱ASTROBOXへの異動を打診されました。不安でしたが、このままの環境では自分の殻に閉じこもってしまうと感じ、環境を変えて立て直そうと思い、異動を受け入れました。
新しい環境になり、技術者としての自分の在り方を考えるようになりました。エンジニアとしてどこまでやりきれるかを試したいという想いが強かったです。ただ、ASTROBOXでは異動してきてすぐに違和感を感じました。チームの方向性が定まっておらず、チームがうまくワークしていないと全員が感じていたのですが、正解が分からず動けずにいるという状況だったんです。異動してきたからこそ、他の環境での経験や成功事例を知っているのは自分だけだと思い、上司に相談をして、人事を含めたミーティングをすることになりました。そこから会社としてのビジョンや行動指針を改めて考えるというプロジェクトが結成されました。そして、そのタイミングでリーダーに昇格させてもらったんです。ビジョンを決め、社員に共有することで共通認識ができたことをきっかけに、組織がうまく回りだし、、売上も順調に伸びていきました。
 

人と同じやり方をしなくてもいい。
貢献の仕方は人それぞれ。

- 現在の仕事内容を教えてください。

現在はAmeba占い館「SATORI」のサーバーサイドリーダーを担当しています。「SATORI」はユーザーの大半が女性のため、運営メンバーも女性が約7割の組織。女性目線でサービスを作ることができるのが強みですね。入社当初から目指していたリーダーになりましたが、自分が考えるリーダー像になれている自信はまだありません。しかし、ASTROBOXに異動になってから、自分自身が変わったと思っています。以前はとにかく目の前の先輩を追い越したいとひたすら思っていたのですが、今のチームでは人数が少ない分、自分ができることから始めよう、という意識で素直に動けるようになりました。「この人を超えたい」という想いだけではなく、人と同じやり方ではなく自分にしかできない仕事をするという考えや、チームへの貢献の仕方は人それぞれだと考えるようになりました。今がエンジニアとして一番楽しく働けています。

- 今後の目標を教えてください。

プログラミングとしてのスキルを磨くだけではなく、サービスをグロースさせるための幅を広げていきたいと考えています。ASTROBOXの組織改善した経験から、組織運営やマネジメントにも興味を持ち始め、現在はエンジニア組織のマネジメントを勉強しています。そのため、将来的にはVP of Engineeringとしてのキャリアも考えています。
エンジニア=男性というイメージを持たれてる方がまだ多いかもしれませんが実際はそんなことはなく、男性であっても女性であっても対等に仕事ができる職種です。”女性エンジニア”という特別扱いされたいわけではありません。むしろ対等な立場として、女性だから、と意識されないように今後も力をつけていきたいですね。
 

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