採用

個性派チームによる最下位からの逆転優勝に迫る。
~インターンシップ「DRAFT」第4期優勝者インタビュー~

全国各地で開催される多種多様なインターンシップの中から、上位1%の学生のみが参加し、事業プランコンテストを行う、選抜型インターンシップ「DRAFT」。4回目の開催となった今回は参加者32名が8チームに分かれて事業プランを考え抜きました。
そして今年も優勝チームの提案は、事業化にむけて本格的に進められるほどハイレベルなものに。そこで優勝チーム4名に、ばらばらな個性がチームワークを発揮するまでや、勝因などを聞きました。
 

Profile

  • どのような学生生活を送っていましたか?
    窪田:中学と高校で生徒会に入っていたため組織経営に興味を持ち、大学では経営学部に進学しました。大学では”人と関わること”を軸に塾講師、バーテンダー・イベント運営など経験し、現在は人材紹介サービス運営の長期インターンをしています。

  • どのような学生生活を送っていましたか?
    荒武:高校時代から起業しており、今でも自分で事業をしております。小学生の頃に、鉛筆を近くの店で仕入れてクラスメイトに販売をするという簡単なビジネスをきっかけに現在に至り、自分でお金を稼ぐ手段として会社を立ち上げました。

  • どのような学生生活を送っていましたか?
    篠田:高校生の時にお世話になった予備校の先生が、とても勉強熱心な方でその姿を見て私も研究者を目指して大学に進学しました。その傍、せっかくの大学生活なので、留学生寮の手伝いや、ダンスなど、様々なことに興味を持って取り組んでいます。

  • どのような学生生活を送っていましたか?
    相馬:昔から野球ばかりの生活を送ったため、地元から離れたことも、ましてや海外旅行をしたこともありませんでした。その反動で、大学時代は部活やサークルには所属せず、海外留学をしたり、システム開発のバイトをしたりと今まで取り組めなかったことを積極的に取り組む大学生活を送っています。

個性派揃いの4人が顔を合わせるまで

- インターンシップ「DRAFT」に参加する時は、どういう気持ちでしたか。

篠田:研究者を目指していたので就職するつもりはなかったのですが、たまたまITベンチャーのインターンシップに参加し、事業立案や会社の面白さに気づくことに。それをきっかけに「就職」という選択肢を持つようになりました。
それから、新規事業を積極的に展開するサイバーエージェントに興味が沸き、インターンシップに応募することに。当時参加した夏のインターンシップの事業プランコンテストでは優勝は出来なかったので「DRAFT」に選ばれた時はびっくりしましたが、折角の機会なのでリベンジの気持ちで参加しました。

窪田:「CA道場」というイベントに参加したことをきっかけに、人事担当者から夏のインターンシップ「Nonfiction」に誘ってもらいました。そのインターンシップで優勝することができたのですが、さらに「DRAFT」にも選出され、純粋に嬉しいです。ただ、ここからが本当の挑戦だとも思い、気が引き締まりました。

相馬:IT業界のベンチャーで新規事業を多く展開している会社を、就職活動の軸としていたので、サイバーエージェントのインターンシップにも参加をしました。サイバーエージェントのインターンシップ、イコール「DRAFT」と個人的に思っていたので、ついにバッターボックスに立ったぞという想いです。

荒武:事業プランを子会社社長に提案するインターンイベント「JUDGE」に参加しました。そこで優勝をきっかけに「DRAFT」に選出されました。様々なインターンシップからの選抜メンバーが参加していると聞き、是非挑戦したいと思いました。
 

- それぞれの第一印象を教えてください。

窪田:メンバーをみたときに、今まで関わったことのないタイプで、チームビルディングが難しそうだなと思いました。僕以外の3人は論理的思考タイプで、僕はどちらかというと自己開示をして関係性を構築して物事を進めたいタイプ。ただ、この経験は絶対自分にとってプラスになると思いましたし、ここを乗り越えて成長したいと思っていました。

荒武:個性的な人が集まったチームで正直なところ不安しかありませんでした(笑)。ただ、ワークが始まると、それぞれの役割を明確に定めたつもりはありませんでしたが、お互いが自分の担当する領域を瞬時に把握して動いていました。指示する人が常にいる訳ではないのに、これだけうまくまわっているチームはなかなかいなかったんじゃないかと思います。そこが僕たちの強みでした。

- どのように課題に取り組んだのですか?

窪田:僕たちのチームは拠点が関東と関西で別れていてなかなか時間を作ることができなくて。でも1日あたり2~3時間はどうにか時間を作ってビデオ会議で話し合っていましたね。

僕ができることは誰よりも地道に進めることだと思っていたので、一人ひとりと会話をする時間を作り、少しでも全員の温度感を揃えられるように動いていました。ただ、事業に関しては僕よりも3人の方が合理的に考えられるし、焦らないでも結果に繋がっていくなということは徐々にわかるようになっていったので、それぞれの役割をはっきりさせるという舵取り役は僕が担当し、その後のタスクは各々に委ねていました。
 

逆境によって高まったチームの結束力

- 中間発表は最下位という結果に。どのような気持ちでしたか?

相馬:僕たちが提案したのはマッチングサービス。自信を持って出した案なので、まさか最下位になるとは思いもよりませんでした。

篠田:ふたを開けたらほとんどのチームがマッチングサービスの提案で、そこでの差別化が難しかったんだと思います。でも、プレゼン後のフィードバックで求められているものや方向性がわかったので、変な焦りはなかったです。
 

- そこからどのように軌道修正をしたのでしょうか?

篠田:提案が通らなかった時のために別の案も考えていたので、その中から決めようと思っていました。でも実現可能性を考えると結局そこからは決まりませんでした。

荒武:時間的にも1から事業案考えるのは間に合わないため、世の中に出ている様々なサービスからヒントを得て事業案を練っていました。そこから固めて進めていましたが、法律的にNGな箇所があることを知り、新たに考え直す必要があって。そのような状態で最終プレゼンの前日を迎えました。

荒武:そうして行き着いたのが、「オンライン秘書サービス」でした。決勝プレゼン前日の夕方に、担当してくれたメンターがぽろっと口にしたことがきっかけです。働き方改革がこれだけ社会問題となっている今、働く人の生産性をあげるというニーズは必ずあると思ったんです。

相馬:それから多くの社員に企画を当てたり、ニーズの有無を確かめたりしました。実はその後また別案が出てくるなど、紆余曲折ありましたが、最終的にその案でいくことに。

窪田:別案も煮詰まってしまいやはり最初の案でいこうと決まったのが、決勝プレゼンの前日23時ぐらいです。

荒武:そこからは早かったです。PLを引いて事業案をさらに詰めて、一気に事業案の精度を高めることができました。チームワーク力を感じる瞬間でしたね。ただ、一晩で考えたのでパワーポイントのクオリティまでは拘れず、発表当日に他のチームのスライドを見て自信をなくしました(笑)。
 

優勝に拘らなかったことが、優勝の勝因

- 優勝できた理由はどこにあると思いますか?

窪田:優勝にこだわり過ぎなかったとろ、でしょうか。あとから他の参加者に言われたんです、「このチームが一番会社を作ろうとしていた」と。確かにこの事業プランコンテストで勝つことよりもビジネスとして成立するかどうか、ということを常に考えていました。、そして、良い意味で事業領域やサービスに関して拘りを持っているメンバーがいなかったので、第三者視点を持って議論をすることができたことも大きいと思っています。

荒武:普通はどこかの領域に思い入れがあり、そこをサービス化したいという想いを持った人がチームに1人はいると思うのですが、このチームにはそのような人がいませんでした。だからこそ、ピボットしながら何度も作り直せたと思っています。ビジネスとして成り立たないと思ったらすぐ違う市場について考えられていましたね。
 

- 「DRAFT」を通じて自身が変わったと感じる点はありましたか?

窪田:僕は今回チームリーダーを務めたので、チームビルディングについて学びが大きかったです。今までは自身の熱意でチームをまとめるやり方でしたが、今回は熱意だけでは通じず、論理的思考が強いこの3人を引っ張るために自分には何ができるのかを考えました。

今となっては、“熱意”と“本気”を勘違いしてたんだと思います。熱意を持ってぶつかり合うことが重要だと考えていましたが、成果に対して自分自身の役割や得意なところを活かし合えることが大切だと気づきました。最初はタイプの違いに悩んでいたけれど、この4人とであれば今までと違う成長もできるだろうし、事業としてよいものを創出できると本気で思えました。

荒武:僕ら3人が部品だとしたら、窪田君は部品と部品を繋ぎ合わせてくれるボルトのような存在でしたね。彼がいなかったらチームがまとまることはなかったかもしれません。それくらい大きな存在でした。
 

-「DRAFT」を振り返っての感想を教えてください。

荒武:今までは自分で会社を経営していたので、他社で働くという経験がなかったのですが、「DRAFT」に参加して、世界が広がったと思います。アドバイスをくれた社員や、参加していたメンバーの視座が高く刺激的な10日間を過ごすことができました。今後の事業化に向けて活かしていきたいと思います。

篠田:2~3日のインターンですと、お互いのことを知り始めたタイミングで発表だったり、事業案を立て直す時間がありませんが、10日間という長い期間になると、一人ひとりの人間性を知った上で行動ができることが新鮮で楽しかったです。また、このチームは自分の立ち回り方を考えながら行動できるメンバーだったので、お互いの良さを引き立てながら走りきり、最後には優勝もでき、良い経験となりました。

相馬:他社のインターンシップにも参加をしたことがありますが、「DRAFT」は他のインターンシップとは全く違うものだと思っています。メンバーもインターンシップとしての豪華さも他にはないものでした。今まで全く関わらなかった人たちの集まりで、これだけ真剣に事業に関して考えたのは初めてで純粋に楽しかったですし、「DRAFT」を通してより事業についても真剣に考えるきっかけとなりました。

窪田:大げさではなく、人生が変わったという“驚き”と“感謝”を得られたインターンシップでした。
「DRAFT」に参加していた学生たちは、「こうしていきたい」や「世界がこうなればいいのに」といった考えを持っている人がほとんど。熱い想いを持った人たちだからこそ、思いきり自分の意見をぶつけることができましたし、議論もすることができて人生が変わるほどの出会いでした。一生繋がっていきたい仲間、そしてその機会を与えてくれた「DRAFT」に感謝をしています。

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