Interview

選抜型インターンシップ「DRAFT」1期生が挑戦する、
未来の採用広告のカタチ

全国各地で開催される様々なインターンシップの中から、選抜された学生のみが参加できるインターンシップの頂上決戦「DRAFT」。今回は、「DRAFT」の原点でもある、1期生として選抜された3名の「挑戦」に迫ります。DRAFT合宿をきっかけに事業の立ち上げを経験。苦しみながらも得た知見を生かし、新たな事業に挑戦するまでの2年間をお届けします。

Profile

  • 荒井俊一 (アライ シュンイチ)
    株式会社CyberQ 代表取締役社長
    2017年 サイバーエージェント新卒入社。
    DRAFT一期生

  • 久慈秀斗(クジ シュウト)
    株式会社CyberQ 取締役
    2017年 サイバーエージェント新卒入社。
    DRAFT一期生

  • 猪川優一(イノカワ ユウイチ)
    株式会社CyberQ 取締役
    2017年 サイバーエージェント新卒入社。
    DRAFT一期生

選抜型インターンシップ「DRAFT」と出会うまで

荒井:学生時代は英語ディベートに打ち込んでいました。世界各地を周り、ディベート大会にも出場し、アジアで3位に入賞したことも。なかでも政策議論が好きで、官僚を目指して就職活動をしていました。実際に中央官庁のセミナー等にも参加しましたが様々な話を聞いていくうちに、「これからの日本を動せるとしたら、それは起業家だ」という考えに至り、そこからベンチャー企業を中心に就職活動を開始。サイバーエージェントとの出会いは、普通の合同説明会。最初は何となく、見てみるか程度の気持ちでしたが、当時の人事担当者から誘ってもらい、夏のインターンシップに参加。そして「DRAFT」に選抜されました。

久慈:浪人していたこともあり、大学1年生の頃は、その反動でサークル活動と友達と遊ぶ・・・といういわゆる“学生らしい”生活を送っていました。しかし1年も経つ頃、「高い学費を払って、何の目的で大学に来たのだろう?」と改めて考えるようになり。先輩からの誘いもあって就職活動を支援する学生団体を立ち上げました。サイバーエージェントのことは、もともと知っていましたが、説明会に参加した際、すごく興味を持ち、採用責任者を質問攻めに(笑)。それから採用イベントに参加するようになり、「DRAFT」に選ばれました。

猪川:学生時代は学費を払うために、学業以外の時間は、とにかくインターンシップとアルバイトに時間を注いでいました。個人経営の居酒屋で店長をさせてもらったことも。サイバーエージェントとの出会いは、新卒採用のコンサルティングを行う企業で、インターンシップの企画を考える仕事をしていく中で、市場調査をする目的で覗いてみよう、というのがきっかけでした。気づいたら、自分が参加者側に。経営のケーススタディに取り組むインターンに参加し、そこから「DRAFT」に選抜されました。

学生時代に事業立ち上げを経験し、
スタートアップの難しさを痛感。
捨てたのは「DRAFT選抜」というプライド。

荒井:「DRAFT」合宿のテーマが、新しい子会社の事業案を考えるというものでした。そこで企業が動画で情報を届けるような、動画を使った採用活動プラットフォームを提案しました。 それがちょうど動画を使った採用活動をやりたいと考えていた取締役の曽山(当時:執行役員人事統括)の耳に入って、僕が責任者として、プロジェクトを任されることになりました。
そうして立ち上げたのが「就活チャンネル」です。様々な就活生向けの番組を配信し、初速が軌道に乗って事業化を検討し始めたころ、「あした会議」※の決議で子会社化が決定。1事業ではなく、スタートアップの1つとして会社経営に関わることになりました。それが、2016年10月頃のことです。

会社化してからは、大変なことも多く特に最初の1年はあまり記憶がないです(苦笑)。会社を経営するのだから当たり前のことなのですが、コンテンツの企画や配信だけではなく、経理や契約などの業務から数値管理まで全部自分たちでやらなければならず、そのことだけで手一杯に。

久慈:何もわからなくて感覚だけで手探りでやっている感じでした。「DRAFT」に選抜されて周りからちやほやされていたものの、会社経営に関しては無知な“普通の”大学生なんですよね。「正解が分からない領域を正解にする」というのがスタートアップだということを痛感しました。

猪川:DRAFT生として、変なプレッシャーを自分自身にかけていたのだと思います。出来ないと言ってしまったら、周りからの期待がなくなってしまうのではないか、という風に思って自分ができない、わからないことを素直に言えませんでした。今思えば、そんなものはどうでもよくて、結局は、自分の実力、想い、そしてこれからどうなりたいか、を周囲に率直にぶつけていくことが大事だと気づきました。モチベーションの源泉が自分の期待や見られ方になってしまうのではなく、チーム、組織、に向いていることが重要だと認識できた今は、当時よりも成長できたのかなと思います。

久慈:何もできない自分を思い知ったこと、泥臭いことに徹底的に向き合えたことが大きかったと思います。何から何まで全部自分たちでやらなければいけないカオスな環境で、根性がついたと思う。教えてください、と頭を下げられる自分になりました。
それまでは、どちらかというと感情よりも論理で物事を進めるタイプでしたが、「コミュニケーションは受け手が決める、感情で人は動く」と曽山さんから教えてもらったことを意識しています。「DRAFT」の頃は、もっと言葉に棘があったかも笑。 今はあのころの自分よりは低姿勢になっていると思います。

荒井:「DRAFT」選抜で勝手にプライドが高くなっていたんでしょうね。でも、プライドを折られ続け、仕事に支障をきたす様な変なプライドはなくなりました。
ジョブサイズが大きくなり、自分が大きなマーケットに身を置けるようになったことで、環境が成長させてくれた部分も大きいと思っています。

「DRAFT」選抜生の新たなチャレンジ。
新しい採用広告のカタチ

―2018年11月、インターネット採用広告事業を行う(株)CyberQとして、彼らの新たなチャレンジが幕を開けました。

猪川:商品の広告予算がデジタルに移行していることと同様に、採用広告のカタチも、ちょうど変わっていくタイミングだと思っています。今後ますます採用広告の運用の重要性は高まっていくでしょう。そこで、効果の高い採用広告運用が行える状態を、当たり前化したい。採用軸でコーポレートブランドを創りたい、という話も増えてきているので、採用ブランドの構築などにもどんどんチャレンジしたいです。

荒井:今までの採用手法ではもはやいい人が採れないと、企業側も課題を抱えている中で、採用広告市場における地殻変動が起きていると思います。採用広告を通じて、求職者の才能を開花させる、テクノロジーによって自然とその人の可能性が最大化される形でキャリアが導かれるような、新たな仕組みを創りたいです。

猪川:元々、人のキャリア形成に興味があって、大学生の時にキャリアデザインを学んでいました。日本人って就職活動の時に、初めてキャリアについて考える人が多いと思うのですが、そうではなくて、自分が何のために生まれて、自分の命を何に使うのか、をもっと早くから考えないといけない。それには「働く」という意識を変える必要性があるな、と。そのために、「コーポレートアイデンティティー」をどう世の中に発信していくかが大事だと考えています。CyberQを通じて、それを実現したいです。

荒井:サイバーエージェントは、社員がイキイキと働いています。人材の採用、育成、活性化にこんなにも注力している会社はないのではないでしょうか。そういう意味で「HR」はサイバーエージェントのアイデンティティの1つだと考えています。だからこそ、「HR」がサイバーエージェントのドメインと呼ばれるようになるまで頑張りたい。海外進出も将来的な視野に入れて、取り組んでいきます。


【関連リンク】
株式会社CyberQ
今年のDRAFTについて
グループ会社の社名及び役員体制の変更と、インターネット採用広告事業の開始について

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