Interview

3DCGのチカラで、広告クリエイティブの
「当たり前」を変える

「3DCG技術は、新しいデジタルビジネスの可能性を秘める」と話すのは、3DCG動画広告の制作に特化した株式会社CGチェンジャー代表の芦田です。

ブランド広告企業のインターネット活用の広がりを受け、3DCG技術を用いたクリエイティブ制作をクライアントに提案してからわずか3ヶ月で新会社を設立。従来の常識では考えられないようなバリエーションの広告制作を可能にする3DCG技術の必要性と、今後の展望を聞きました。

Profile

  • 芦田直毅 株式会社CGチェンジャー 代表取締役社長

    2014年4月(株)サイバーエージェント(西日本支社)クリエイティブ局 入社
    2017年6月(株)CGチェンジャー 代表取締役社長 就任


    学生時代から事業やプロダクト問わず0からの”ものづくり”に興味をもつ。toB、toCそれぞれの事業で必要な力を学べると考え入社。クリエイティブ局へ配属後、プランナーとして数々の大手クライアントを担当。3DCG技術を用いたクリエイティブの提案をクライアントに行ったことがきっかけに、3DCG動画広告の制作に特化した株式会社CGチェンジャーを設立。

3DCGでの広告クリエイティブの提案が、新会社設立のきっかけに

2020年には2,700億円の市場規模※に達すると見込まれ成長著しい動画広告市場。その流れを受け、これまでTVCMを中心に広告出稿を行ってきたブランド広告企業のインターネット活用も広がってきました。
そんななか、CMなど含めた広告すべてを任されていた大手クライアントへ、3DCGでクリエイティブをつくる提案の機会があったんです。3DCGとサイバーエージェントの強みである広告の運用力を掛け合わせたら効果を最大化できます、と。
そのことが社内で話題にあがったことから、「それなら、CGの会社つくろう」となり、私に社長の打診がありました。
そこからわずか3ヶ月で3DCGによる動画広告制作に特化した株式会社CGチェンジャーが設立。
予想外のスピード感ではありますが、個人的には社内の事業プランコンテストに毎回応募するなど新規事業への興味はアピールしていました。このチャンスは嬉しかったというのが正直なところです。

※動画広告市場:オンラインビデオ総研/デジタルインファクト調べ(2017年11月発表)

高クオリティ(質)× 本数(量)の実現のために、3DCGしかなかった

クオリティや視聴者の嗜好によって、最適化が必要となるインターネット広告は、そのターゲットにあわせた様々なバリエーションの広告制作が必要となります。
100人いたら100通りのパターンがあるほうが効果は高いのはいわずもがな。クリエイティブをマスメディアと同じ要領で人や時間やコストをかけて撮影や編集を行うことは現実的に不可能です。それであれば、事前に多様なプロジェクトに使えるCGライブラリを構築し、あらゆるバリエーションに対応しやすい環境をCG技術でつくってしまえば、場合によっては費用や時間を1/10くらいまで圧縮することが可能になります。良いクリエイティブをたくさんつくりたい、その手段としてCG技術が最適だと思いました。

「現実と見分けがつかない」3DCG技術は、新しいデジタルビジネスの可能性を秘めている

CGの技術はすでにTVCMや映画などで多く用いられ身近なものとなっています。
CGというと多くの人がフルCGをイメージしがちですが、実写との組み合わせとして背景や炎・煙といったエフェクトが多用されています。でも多くの人がCGだということに気づいていない。それくらい今のCG技術は進歩しています。
このような3DCG技術の発展は、これまでとは全く異なるデジタルビジネスの可能性があると考えています。

サイバーエージェントのクリエイティブ力の要に

今後インターネット広告がさらに成長を続け、存在力を増す中、クリエイティブ力はさらに重要となってきます。そのときにCGチェンジャーが競争力の要でありたい、そう考えています。
そのためにも、”新時代のスター”となるような、魅力的なクリエイターが集まり・成長できる組織づくりはもちろん、ビジネスとして成功させるための先新的なサービス開発などが目下の課題。
そんな時に、「スタートアップJJJ」という制度や、多くの経営者からリアルな学びを得ることができるサイバーエージェントグループの中にいることは大きな助けになります。上には上がいるということを常に実感させられますし、なにより次々と革新的なサービスをしかけるサイバーエージェント社長である藤田の存在が刺激になります。
この先、ヒト・モノ・背景など、あらゆるものをCG化する事で、マーケティングや、広告の慣習が変わっていくことは必然です。
これまで再現不可能だったロケーションやシチュエーションが実現され、従来の常識では考えられないようなバリエーションの広告制作が可能になります。
さらには、CGとVR、CGとAIが組み合わさって、現実と区別が付かないバーチャルな空間が出来ると、もはや表現方法は映像だけではなくなっていきますし、そういうことを考えるとワクワクしますね(笑)。テクノロジーや時代の変化とともに起きるクリエイティブ変革という大きな波を乗り越えられるか、私にとって大きなチャレンジです。

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