採用

テクニカルクリエイターインタビュー
冨樫 晃己

Profile

  • 冨樫 晃己
    2012年サイバーエージェントに内定後、入社前より子会社のスマートフォンサービス運営に携わる。2013年サイバーエージェントに入社。
    「Ameba」のサーバエンジニアとして複数のプロジェクトに携わる。
    2014年より定額制音楽配信サービス「AWA」のプロダクトマネージャーとインタラクション開発を兼任している。

冨樫さんは「AWA」においてどんな業務に携わっているのでしょうか。

今は「AWA」のプロダクトマネージャーを務めています。「AWA」のサービス全体について仕様を設計する仕事です。クリエイティブ面の向上のためにUXのルール策定をするなど、統性をもたせていくことも担当しています。

UXのルールとはどういうものでしょう?

UIひとつ作るにしても、そこに違和感を感じさせてはいけないと考えています。例えば、下にあったモノが突然上に突き抜けてくるというのは現実世界ではあり得ません。そういうUI/UX上のルールを「AWA」の世界観として統一しています。また、ユーザーが音楽を聴く動作を邪魔しないUI/UXや、サービス側のエゴを押しつけない仕様を心がけています。利用者一人ひとりが様々な感性やシチュエーションで音楽の世界を楽しめるようにしたいからです。そういったことをチームで話し合ってルール作りをしています。正解がないことなので納得いくまでみんなで議論を重ねます。

プロダクト全体のクオリティを高めるために、普段どういった情報をインプットしているのでしょうか。

海外版のAppStoreを見て、様々なアプリをチェックしています。知らなかったアプリを触ったりして、新しいUIやクリエイティブの表現方法をインプットしています。「この表現方法は良いな」というものがあれば、自分でコードを書いて再現することもあります。
日頃から自分が「いいな」と思ったものを仕入れておくのです。
また、開発中にはライブラリを探して、GitHubにおもしろいアニメーション系のライブラリを見つけ、その動きを研究しながら自分でも応用したりします。
基本はいろんなものを見る、触るというだけですが、新しい発想というのは既存のものをベースにできているので、常にインプットすることは大事だと思っています。

【参考サイト】
CAPPTIVATE.co
IxD Awards(→2015年の作品はこちら

プロダクトマネージャーを担当しながらコードも書くのですね

役割は、プロダクトマネージャーですが、実際にコードも書きます。なるべくコードを書くことはやめないように心がけているのです。iOSインタラクションの部分は自分でコードを書いて、プロダクトのレポジトリにコミットしています。プロダクトの設計管理とインタラクション、実はこの2つの関連性は高いのです。プロダクトマネージャーとしてサービス全体の設計を見つつ、インタラクションというユーザが体感する部分にこだわる。プロダクト全体の階層構造がわかっているので、サービスを俯瞰的に見ながら、設計の議論をすることができます。

仕事をやっていて、アドレナリンが出てくるような瞬間はどんな時でしょうか

UI/UXの良い動きを発見した時と、その実現方法を思いついた時です。自宅で思いついた時などはコーディングしたくてたまらなくなり、家で一気に作ってしまうこともあります。

そういった閃きは、「AWA」のプロダクトに反映されることがありますか?

多々あります。例えば、設定画面のウェービングアニメーション。1つ1つが独立した要素だということを直感的にわかるようにしました。

プレイヤー画面を表示する時に各種ボタンがズレてあがってくるような遅延処理もそうです。これはすべての要素を一気に表示するのではなく、あえてズラして表示することで「この画面は音楽をコントロールする箇所だ」ということを引き立たせる工夫をしました。
プレイヤー画面を閉じる時にはスワイプする指の速度を反映させて、ユーザーの操作とアニメーションとのギャップを小さくすることで、より違和感のないインタラクションを実現しました。これはエンジニアリングもしているからこそ湧きでたアイデアだと思います。

プレイリストを上下にスクロールする時、背景がズレながらスクロールするのですが同時にぼやけたりします。これはプロトタイプを自分で作って「Lively Blur」と名前をつけました。「これどうですか?」とチームに見せたところ好評で、その後エンジニアのメンバーとブラッシュアップして、最終的にプロダクトに採用しました。

ui1.gif ui2.gif ui3.gif

テクニカルクリエイターを目指す方にむけてメッセージをください。

テクニカルクリエイターという仕事は楽しいと思います。デザイナーのブランド感や美的センスの観点と、エンジニアのロジカルな面との中間で、うまくマージしていくことが求められます。自分はもともとエンジニアとして入社し、サーバサイドエンジニアとして経験を積んできましたが、このポジションは自分の世界がより広がる感じがします。

今は「AWA」をもっと良くしたい、という思いのもと、新しい動きを自由にいろいろ試すことができています。インタラクションは言い換えればユーザーとの非言語コミュニケーションです。正解がない中で、ユーザーにとってベストな振る舞いをどう作っていくかというおもしろい仕事です。入社されたらぜひ一緒にインタラクションについて語りましょう。

Page Top