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技術

秋葉原ラボ、国際論文誌「IEEE Access」にて共著論文が採択

~ソーシャルメディア利用ユーザにおいて、ニュース動画のチラ見が知識の向上に繋がる~

メディア事業における研究開発組織「秋葉原ラボ」で計算社会科学研究に従事する高野雅典と立命館大学の小川祐樹講師、神奈川大学の高史明先生との論文が国際論文誌「IEEE Access」に採択されました。

「IEEE Access」は電気・情報工学分野の査読付き論文誌で、この度採択された論文「Effects of incidental brief exposure to news on news knowledge while scrolling through videos」では、テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」でのチャンネル切り替え時に生じる「ニュース番組のチラ見」という偶発的なニュース接触がニュース知識獲得に与える影響について調査しました。

その結果、チラ見(本研究では4秒以下)という非常に弱いニュース接触でも、他のメディア利用(ソーシャルメディアのヘビーユース)によっては知識獲得に繋がることを示しました。チャンネル変更による偶発的接触はABEMAユーザであればニュースへの関心の有無に関わらず生じるため、ニュースに関心のないユーザに対してもアプローチが可能であることを示唆します。

ソーシャルメディア利用ユーザにおいて、ニュース動画のチラ見が知識の向上に繋がった

多数のメディアサービスを展開するサイバーエージェントでは、全ての方に安心・安全にご利用いただける環境を目指し、これまでもユーザの行動に関するデータマイニング技術の研究・開発を行ってまいりました。今後も産学連携で行う共同研究を通し、メディア内のネットワークが持つ性質を生かした分析に取り組んでまいります。


公式サイト(IEEE Access)
https://ieeeaccess.ieee.org

論文リンク(オープンアクセス)
Masanori Takano, Yuki Ogawa, Fumiaki Taka, and Soichiro Morishita, "Effects of incidental brief exposure to news on news knowledge while scrolling through videos", IEEE Access, 2021.
https://doi.org/10.1109/ACCESS.2021.3063484