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技術

秋葉原ラボ、心理学分野の国際論文誌「Journal of Community Psychology」にて共著論文が採択

~仮想空間コミュニティが、リアルの社会的資源の不足を補完する~

メディア事業における研究開発組織「秋葉原ラボ」で計算社会科学研究に従事する高野雅典と徳島大学の横谷謙次准教授との共著論文が国際論文誌「Journal of Community Psychology」に採択されました。

「Journal of Community Psychology」は心理学分野の査読付き国際論文誌で、この度採択された論文「Differences in victim experiences by gender/sexual minority statuses in Japanese virtual communities」では、仮想空間コミュニティ がリアルの社会的資源の不足を補完することができるかをテーマに調査を行いました。具体的には、サイバーエージェントが運営するアバターコミュニティアプリ「ピグパーティ(※1)」の中で性的マイノリティのメンタルヘルスや社会的資源についてアンケート調査を実施し分析しました。

その結果、性的マイノリティは性的マジョリティに比べていじめ被害に遭いやすく、メンタルヘルスが悪くなりやすいことがわかりました。一方、ピグパーティではリアルよりも性的マジョリティと性的マイノリティの社会的資源の格差が緩やか(いじめられにくい・サポートを受けやすい・カミングアウトしやすい)であることがわかりました。これは社会的に不利な状態にある性的マイノリティにとって、仮想空間のコミュニティが自由な意見交換を促すプラットフォームとして機能し、いじめ被害などのリスクを減少させうることを示唆します。

多数のメディアサービスを展開するサイバーエージェントでは、Webの世界がより良くなるための知見を発見し業界に還元することで、Web社会の健全性維持に貢献することを目指しています。その一環として、Webサービスが社会に与える影響や課題の発見など、今後も計算社会科学の研究に積極的に取り組んでまいります。


公式サイト(Journal of Community Psychology)
https://onlinelibrary.wiley.com/journal/15206629


論文リンク
Kenji Yokotani and Masanori  Takano, "Differences in Victim Experiences by Gender/Sexual Minority Statuses in Japanese Virtual Communities", Journal of Community Psychology, pp.1– 19, 2021.
https://doi.org/10.1002/jcop.22528

プレプリント
https://www.researchgate.net/publication/349481140_Differences_in_victim_experiences_by_gendersexual_minority_statuses_in_Japanese_virtual_communities


(※1)ピグパーティ
「ピグパーティ」は仮想空間で自分好みのピグ(アバター)を「きせかえ」たり、お部屋の「もようがえ」を通して友だちとライブでコミュニケーションをとることができるおしゃべりアプリです。オシャレな最新トレンドファッションから動物着ぐるみまでアイテムは数万点!3タップでカンタンに着せ替えをして、自分だけのアバターを作って可愛い服を着て、チャットやSNSを楽しむことができます。
https://lp.pigg-party.com/