CyberAgent®Rebranding Project

CyberAgent®ロゴ Ameba®ロゴ

公益財団法人日本デザイン振興会主催の2016年度 グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)において、CyberAgent Rebranding Projectは「グッドデザイン賞」を受賞いたしました。

ロゴマークを象ったアイテム達

1998年の創業以来、インターネット領域で成長し、現在はメディア、広告、ゲームを柱に事業を展開しているサイバーエージェント。2015年はスマートフォンビジネスが売上の約8割を占め、さらに今後、動画や音楽といったエンターテイメント領域を新たな事業の柱にすることをめざしている。移り変わりの激しいインターネットビジネスにおいて新しい一歩を踏み出すために、コーポレートブランドと「Ameba」ブランドのロゴを一新した。
今後さらにクリエイティブに注力していく企業姿勢を社内外に示すこと。サイバーエージェントがつねに立ち止まらず前進し続ける姿勢を見せることにより、社員やパートナー、インターネットユーザー、そして広く社会に向けて、過去にこだわらず未来を見据えてポジティブに行動することの大切さを伝えたいと考えた。

コーポレートロゴの「C」は「CyberAgent」という企業全体を表し、「A」はそこから生み出されるサービスやプロダクトを意味している。「A」はアルファベットの1つめであり、今後いくつものサービスが生み出される可能性を考慮にいれて設計した。また「Ameba」ブランドのロゴに入っているキャラクター「アベマ」は、「Abema」の「A」がモチーフとなっており、動画配信やブログ、ECなど多様に広がるサービスに対応する柔軟なVIとして考案した。各ロゴは、タイポグラフィー部分と連動したオフィシャルの書体と連動しており、旧来のブランディングと比べてより画面の構成要素全体で、企業の価値観・世界観の訴求が可能となった。

社内外に向けて一新したCIの認知を促すために、名刺をはじめ、封筒やクリアファイル、布製トートバック、ロゴマークを象ったペットボトルなどの製作を行った。これらのグッズは既成品に名入れをするものではなく、紙質やサイズ、素材など検証しながら丁寧に一つひとつデザインをし、クリエイティビィティを大事にする会社であることをアピールした。

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