プレスリリース

サイバーエージェント次世代生活研究所、「若者の生成AI利用実態調査」を実施 第3回は「生成AIが消費に効くタイミング」を発表

~消費の4段階中、生成AIは「知る」段階では情報チャネル10種中10位、「購入の決め手」では4位に上昇と、最も順位を上げた情報源に」~

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山内隆裕、東証プライム市場:証券コード4751)はインターネット広告事業のサイバーエージェント次世代生活研究所において、「世代別の生成AI利用実態調査」を実施しました。このたび、調査結果のうち、消費の各段階における生成AIの利用実態についてお知らせいたします。

本調査は小学生(※)から社会人までの生成AI利用実態を定量的に把握することを目的とし、全国でインターネットリサーチを実施しました。スクリーニング調査では10,000サンプル、生成AI利用者を対象とした本調査では1,648サンプルから有効回答を得ています。
※15歳未満は親の代理回答


本調査の結果は、全4回にわたり発表いたします。第1回では学齢別の生成AIの使われ方、、第2回では生成AIの具体的な使われ方についてご紹介しました。第3回となる今回は、消費のどの段階で生成AIが使われているのかについてご報告します。

第1回 学齢別に見る生成AIの使い方(第1回はこちらから) 
第2回 世代別・性別に見る生成AIの使い道(第2回はこちらから) 
第3回 生成AIが消費に効くタイミング(今回)
第4回 生成AIが消費に効く理由



「若者の生成AI利用実態調査」第3回:生成AIが消費に効くタイミング

1. 消費の4段階における情報チャネルの順位
2. 「購入の決め手」で生成AIを挙げた人の割合

 

1. Z世代における消費の4段階における情報チャネルの順

Z世代では、商品を「知る」段階から「購入の決め手」にかけて、生成AIが最も大きく順位を上昇。YouTubeやInstagramとは異なる動きに
本調査では、商品を「知る」「深く調べる」「後押し」「購入の決め手」という消費の4段階における、10種類の情報チャネルの利用状況を尋ねました。その結果、商品を「知る」段階から「購入の決め手」の最終段階の間において、生成AIは、10種類の情報チャネルの中で最も大きく利用順位を上げました。

商品を「知る」段階では、生成AIの利用率は37.6%で10チャネル中10位となり、YouTube 61.5%、Instagram 61.0%、X 60.9%とSNSが上位を占めています。ところが最終段階の「購入の決め手」では、生成AIの利用率は33.3%で4位と、「知る」段階の10位からから比較すると順位が6つ上昇)しました。これは10種類の情報チャネルの中で最も大きな順位上昇です。

次いで順位上昇幅が大きかったリアル店舗では、「知る」段階での利用率56.6%(5位)から、「購入の決め手」では利用率53.2%(1位)となり、順位を4つ上げました
なお、「知る」段階と比較すると「購入の決め手」の段階ではどのチャネルも利用率が低下する中、生成AIは37.6%から33.3%と、比較的小幅な低下にとどまりました。 

一方、対照的な動きを見せたのがSNSです。「知る」段階で利用率1位のYouTubeは「購入の決め手」では7位、「知る」段階で利用率2位のInstagramは「購入の決め手」では6位まで順位を下げています。

「購入の決め手」の上位チャネルはリアル店舗 53.2%、検索 46.5%、リアル口コミ 41.0%で、次いで生成AIという順になり、買い物の最後のひと押しが必要な場面でも、生成AIが情報源の一つとして利用されていることがうかがえます。
 

2. Z世代が「購入の決め手」で生成AIを挙げた人の割合

Z世代の人に1人が「購入の決め手は生成AIからの情報」最も高い利用率は社会人で35.0%

 
「購入の決め手」の段階で生成AIを利用した人は、Z世代全体で33.3%にのぼり、3人に1人が、最終的な購入判断において生成AIを利用している結果となりました。

属性別に見ると、最も高い利用者はZ世代の社会人で35.0%。次いで大学生30.1%、高校生とゆとり世代は27.3%でした。

さらに消費の4段階を通して見ると、Z世代の社会人はいずれの段階でも他の年代を上回る利用率となりました。「知る段階」 39.0%、「深く調べる段階」 43.0%、「後押しの段階」 36.0%、「購入の決め手の段階」 35.0%と、消費に至るすべての段階で最も高い水準となっています。

一方、同じ社会人であってもゆとり世代の「購入の決め手」における生成AIの利用率は27.3%と高校生と並んで最も低い水準でした。こうした結果から、社会人全体に共通する傾向というよりも、Z世代の社会人という属性において、生成AIの利用がより顕著に表れていることがうかがえます。


■本調査研究員より総括(サイバーエージェント次世代生活研究所 研究員 根本晋太郎)
本調査では、購入の各段階でどの情報チャネルが利用されているかについて調査しました。その結果、生成AIは商品を知る段階では他の情報チャネルに比べて利用が少なく、購入を決める段階で利用されていることがわかりました。
SNSは商品を知る段階で多く利用されるなど、情報チャネルによって利用される場面が異なることが伺えます。また、購入の決め手として生成AIを挙げる人が若い世代ほど多いわけではなく、Z世代の社会人に多い点も特徴です。生成AIの活用を前提としたコミュニケーションを考えるうえで、購入のどの段階を想定するかを明確に区別して捉えることが重要です。
特に購入を決める段階で働きかけたい場合には、生成AIが参照する情報を把握し、自社の情報が正しく伝わる状態を整えていくことが求められます。



■次回予告
第4回は「生成AIが消費に効く理由」と題し、生成AIが消費行動に影響を与える背景についてご報告します。生成AIへの信頼がインフルエンサーを上回る段階と、生成AIを身近に感じている人ほど実際の消費活動につながっていることが明らかとなった結果について、2026年10月後半に発表予定です。





【調査概要】
「世代別の生成AI利用実態調査」
調査手法 :インターネットリサーチ
対象地域 :全国
対象者  :生成AIを利用している小学生~ゆとり世代(15歳未満は保護者の代理・同席回答を含む)
有効回答数:1,648サンプル
調査期間 :2026年7月13日(月)~7月31日(金)
調査機関 :サイバーエージェント次世代生活研究所


■「サイバーエージェント次世代生活研究所」とは
Z世代を中心に消費者研究やZ世代向けマーケティングを行うなど、次世代生活について研究し、広告主企業における次世代のマーケティング施策立案の支援を行う研究組織です。2019年11月に本研究所を設立以降、広告主企業向けに、次世代生活に関する調査や若者たちへの調査・インサイト開発・プロモーション施策立案・商品開発などを行っており、次世代生活に関わる様々な知見を蓄積し、社内外に幅広く還元していくことを目的としています。


■本件に関するお問合せ
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 広報
E-mail:honbu_pub@cyberagent.co.jp


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