プレスリリース

AI Lab、遠隔接客ロボットで「大型モニター付きDX自動販売機」の利用促進へ ー大阪大学大学院基礎工学研究科・株式会社PRENOとともに実証実験を実施ー

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)の研究開発組織「AI Lab」および、大阪大学大学院基礎工学研究科の先端知能システム(サイバーエージェント)共同研究講座 ※1 、株式会社PRENO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:肥沼 芳明)※2 は、ムーンショット研究開発事業 ※3 の一環として、遠隔接客ロボットの実証実験を実施いたします。

本実証実験では、遠隔接客ロボットが株式会社PRENOが提供する大型モニター付きDX自動販売機「Akoya Pearl Vending Machine ※4 への誘導や案内・操作方法をサポートすることで、来店客の利用を促進できるかを検証いたします。

▼大型モニター付きDX自動販売機
■実施背景

昨今、ポストコロナの新常態として非対面・非接触の生活様式が浸透しており、オンラインやロボットを活用した「遠隔接客」および、セルフレジやセルフオーダーシステムを活用した「店舗のデジタル化」に注目が集まっています。

これまでも「AI Lab」では、2017年から大阪大学大学院基礎工学研究科システム科学知能システム構成論知能ロボット学(石黒研究室)と共に「接客サービスの拡充」を目指し遠隔接客に関する研究開発を進めており、今年2月からは内閣府が主導する「ムーンショット型研究開発事業」において石黒浩教授が推進しているプロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」の一環として、様々なフィールドで実証実験を進めています。

また、株式会社PRENOは非対面・キャッシュレス・抗菌仕様の大型モニター付きDX自動販売機を展開しており、コロナ禍でも来店客が安心して買い物が出来る場を提供するとともに、大型のタッチパネルを活用し「人を介在させずにユーザーを楽しませる売り場づくり」を行っています。

今回の実証実験では、新たな接客様式における「質の高いサービス提供」を目指し、遠隔接客ロボットが来店客に対しサポートを行うことで、大型モニター付きDX自動販売機の利用を促進できるかを検証します。


■調査内容
遠隔対話ロボットがお客様の呼び込み・購入をサポートすることで、大型モニター付きDX自動販売機の利用者数と購入者数を増やすことができるか

■実証概要
内容 遠隔対話ロボットによる、大型モニター付きDX自動販売機の利用促進業務の実証実験
場所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK
HP: https://mitsui-shopping-park.com/urban/miyashita/
日時 2021年8月10日(火) -   2021年8月16日(月)
主催 株式会社サイバーエージェント、国立大学法人 大阪大学大学院基礎工学研究科
協力 株式会社PRENO、三井不動産商業マネジメント株式会社

「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科は今後も、共同研究講座における実証を通して得た結果をもとにロボットによる遠隔対話の研究を進め、社会における実用化に向けた研究開発に取り組んでまいります。


<取材について>
実証実験の取材日を設けております。詳細日時に関しては、以下までお問い合わせください。

▼実証実験の取材に関するお問合せ先
株式会社サイバーエージェント  広報担当:田爪・高橋
電話番号:03-5459-0202
メールアドレス:cyberagent.ai_pub@cyberagent.co.jp



※1  先端知能システム(サイバーエージェント)共同研究講座                                         
2017年4月1日より発足した、サイバーエージェントAI Labと大阪大学大学院基礎工学研究科石黒浩教授との共同研究講座。人と社会において調和的に関わることができる、ロボットを含めた対話エージェントの実現に向けた基礎技術の確立及び、人の持つ対話能力に関する科学的な知見の獲得を目指しています。

※2  株式会社PRENO                                                                                               
大型モニター付きDX自動販売機を開発するスタートアップ。従来の自動販売機よりも付加価値の高い機能を備えた自動販売機を通じて、顧客は「接客を受ける」という心理的なハードルを回避し、事業者はスタッフを介さずに販売するソリューションを提供しています。

※3  ムーンショット研究開発事業                                                                               
超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進する制度。ムーンショット目標1.2.3.6については科学技術振興機構が担当。「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科の共同研究講座では、石黒浩教授がプロジェクトマネージャーとして推進しているプロジェクト「誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現」の一環として、現時点での最新技術によるアバターロボット接客の実現可能性と課題の模索を目的に、様々なフィールドで実証プロジェクトを進めています。

※4  「Akoya Pearl Vending Machine」                                                                     
株式会社PRENOと宇和海真珠株式会社が開発する「あこや真珠」製品を販売するDX自動販売機



【本件に関するお問い合わせ先】
<実証実験について>
大阪大学 大学院基礎工学研究科 石黒研究室         
TEL:06-6850-6360  FAX: 06-6850-6360
E-mail: hayakawa@irl.sys.es.osaka-u.ac.jp
株式会社サイバーエージェント AI事業本部 広報 
E-mail:cyberagent.ai_pub@cyberagent.co.jp 

<報道対応について>
大阪大学 大学院基礎工学研究科 庶務係           
 TEL:06-6850-6131  FAX: 06-6850-6477
E-mail: ki-syomu@office.osaka-u.ac.jp
株式会社サイバーエージェント AI事業本部 広報 
E-mail:cyberagent.ai_pub@cyberagent.co.jp