GWおうちでアベマ第9弾 “世界初”ビデオチャット対局『おうちでAbemaTVトーナメント2DAYS』を生中継！ 羽生善治九段と藤井聡太七段もエキシビジョンマッチに参戦決定！ 主催の日本将棋連盟・佐藤康光会長も太鼓判「自宅でも将棋の面白さを感じて頂ける企画」

　テレビ＆ビデオエンターテインメント「ABEMA（アベマ）」は「将棋チャンネル」において、2020年4月30日（木）午後4時より2夜連続で、“世界初”のビデオチャット対局『おうちでAbemaTVトーナメント2DAYS』を配信いたします。

　「ABEMA」では、自宅で過ごす時間が長くなっている状況の中でも、「ABEMA」を通じて少しでも楽しい時間を過ごしていただきたいという思いのもと、「GWおうちでアベマ」と題して、様々な特別番組の配信を予定しております。その第9弾として配信が決定した『おうちでAbemaTVトーナメント2DAYS』は、日本将棋連盟の佐藤康光会長がキュレーターとなり、’’ビデオチャット’’で様々な対局を2日間お送りするスペシャルプログラムです。

　4月30日（木）午後4時より配信の1日目には、『第3回AbemaTVトーナメント』のドラフト会議により組成された佐藤康光九段率いる「チームレジェンド」の佐藤康光九段、森内九段、谷川九段の3人が「チーム内最強」を決める総当たり戦を行います。そして、チームレジェンドの総当り戦に先駆け、佐藤康光九段が気になる棋士4名として村中秀史七段、伊藤真吾五段、佐藤和俊七段、佐藤紳哉七段を招集し、3番勝負の2対局を実施します。ルールは将棋界の早指し王を決定する「ABEMA」のオリジナル対局番組『AbemaTVトーナメント』で使用している「AbemaTVルール」（※）で行います。まず一つ目の対局は、村中秀史七段と伊藤真吾五段が激突。伊藤真吾五段はYouTubeチャンネル『イトシンTV』が大きな注目を集め、「イェイイェイ！」が持ちネタの棋士。対する村中秀史七段は、YouTubeチャンネル『むらチャンネル』を開設し、『イトシンTV』と並ぶ業界ツートップの将棋YouTuberです。時代の最先端を行く“将棋YouTuber対決”に注目が集まります。続く対局は、佐藤和俊七段と佐藤紳哉七段が対決します。佐藤和俊七段は、今期初めて参加した竜王戦1組の初戦で渡辺明三冠を撃破、そのまま連勝の快進撃の末、次は羽生善治九段と竜王戦１組決勝をかけて対決する、まさに“時の人”。迎え撃つは「カツラ」で話題を集めた将棋界きっての“エンターテイナー”佐藤紳哉七段。「佐藤対決」に軍配が上がるのはどちらか、期待が高まります。

　続く5月1日（金）午後4時より配信の2日目には、「トップ棋士とぶつかり稽古」と称し、佐藤会長が選んだトップ棋士3名と4月から新四段となった棋士3名が「AbemaTVルール」で対局を行います。トップ棋士は、将棋界最高峰のタイトル、「竜王」、「名人」の獲得経験がある棋士を対象に選定し、佐藤天彦九段、糸谷八段、広瀬八段の出場が決定しています。佐藤天彦九段に対するは、20歳の服部慎一郎四段。デビュー以来29連勝の大記録を打ち立てた藤井聡太七段、いきなりタイトル挑戦まで駆け上がった本田奎五段など、プロ1年目で頭角を表す若手の活躍が目覚ましい中、服部四段も間違いなく将棋界の台風の目となる存在。期待が高まります。続いて糸谷八段の胸を借りる棋士は、史上初の現役東大院生としてプロ入りを果たした谷合廣紀四段です。今後も博士課程に進む予定で、棋士と研究者の両立を目指すニューハイブリッドな存在です。糸谷八段自身も大阪大学院修士課程を修了し、まさに「高学歴対決」が繰り広げられます。そして広瀬八段に対するは、人気YouTuber“アゲアゲさん”から棋士デビューし大きな話題となった折田翔吾四段。一度は棋士の夢を諦めたものの、30歳で夢を実現した勢いで勝利を収めることができるでしょうか。

　そして、2日間のラストを飾るのにふさわしい、羽生善治九段と藤井聡太七段がそれぞれ対局をするエキシビジョンマッチも開催いたします。こちらは特別ルールとし、30分60秒で対局が行われます。 

　今回の特別番組の発起人である日本将棋連盟の佐藤康光会長は、前代未聞となる闘いの幕開けにあたり、「新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、日本将棋連盟が一丸となって知恵を絞り、 将棋愛好家の皆様に自宅でも将棋の面白さを感じて頂ける企画を提供していきたい と考えていました。今回企画できたことを大変うれしく思います。『AbemaTVトーナメント』自体、早指しフィッシャールールによる、思わぬ展開が次々と現れる新鮮さとチーム戦がもたらす棋士間の結束力、そして個々の潜在能力の発見と凄みが面白さに繋がっています。その延長でご自宅でお楽しみ頂けますと幸いです」と期待のコメントを寄せています。
なお、今回出場される棋士の方々のギャランティーの一部は、将棋連盟より国立研究開発法人国立国際医療センターに寄附されます。

　いまだかつて誰も目にしたことがない白熱の対局の行方を通して、視聴者の皆さまに少しでも豊かな“おうち時間”をお楽しみいただければと思っております。

※「AbemaTVルール」は、持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなるフィッシャールールを採用し1対局約30分と初心者の方でも楽しみやすいスピーディーな展開が見所となっております。