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サービスニュース

「AJA SSP」のヘッダービディングを用いた広告配信においてファーストプライスオークションに移行

広告取引の透明性とメディアの収益向上を実現

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株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)の連結子会社である株式会社AJA(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野屋敷健太)は、メディア向けに提供する「AJA SSP」のヘッダービディング(※)を用いた広告配信において、ファーストプライスオークションに移行しましたことをお知らせいたします。

ヘッダービディングは、複数の事業者間で公平な入札競争を行うことで、媒体社が運営するメディアに単価の高い広告を優先的に配信する仕組みです。メディアの収益改善が期待できるソリューションとして日本国内の多くのメディアで導入が進んでおり、「AJA SSP」でもすでに50以上のメディアにおいて、ヘッダービディングを用いた広告配信の実績があります。
これまで弊社が提供するヘッダービディングソリューションでは、オークションの勝者が2番目に高い入札価格に1円足した価格を落札額とするセカンドプライスオークションを採用しておりました。しかし従来の方式では、異なるSSP間で入札価格を比べることができないために最も高い価格で入札している広告主が落札できないケースが発生することがあり、そうした場合にメディアは本来得られたはずの収益を逃してしまう欠点を抱えていました。また、広告主企業にとっても最も高い金額で入札しているにもかかわらず、インプレッションが買い付けできないという機会損失となっておりました(図参照)。

これらの背景を踏まえ、この度当社が提供するヘッダービディングソリューションの入札方式において、最高入札額を支払額と設定するファーストプライスオークションへと移行いたしました。今回の移行によって、メディアは高単価案件における広告取引の機会損失を回避することができ、収益の改善が期待されます。なお、リリースに先駆けてテスト導入したメディアでは、いずれも150%以上収益が増加しています。さらに、広告主企業にとっても本来落札できたはずの広告掲載機会の損失を防ぐことできるほか、メディアや広告枠の買い付けならびに広告取引における透明性の向上を実現いたします。

株式会社AJAでは、これまでサイバーエージェントがメディア運営において培ったノウハウや技術力を強みに、優良なメディアの収益向上支援および健全な広告取引を推進していきます。


(※)自社のアドサーバへ広告リクエストを送る前に、予め設定した複数の配信事業者間での入札競争を行うことができる仕組みです。媒体社は公平な入札競争を経て掲載する広告を決めることができるため、収益の改善が期待できます。

イメージ図