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サービスニュース

人工知能を活用したチャットボットプラットフォーム「AI Messenger」が、大阪大学 石黒教授との共同研究講座における研究技術を用い、最適な商品提案を行う『ヒアリング&レコメンド機能』の提供を開始

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 株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)のアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは、人工知能を活用したチャットボットサービス「AI Messenger」(提供:株式会社AIメッセンジャー)において、大阪大学 石黒教授との共同研究講座で培った対話技術を用いた、消費者の購入意欲を高める商品提案を行う『ヒアリング&レコメンド機能』を開始いたしました。


 近年、国内のBtoC領域のEC市場規模は、2016年時点で15.1兆円(前年比9.9%増)まで拡大し、今後もさらなる拡大が期待されています(※1)。同時に消費者のチャット利用が進み、対話型チャットボットを活用した商品購入に関して、4割以上の消費者が期待を寄せています(※2)。

 AIメッセンジャーでは2017年11月4日(※3)から、企業から顧客へ会員登録の促進や商品購入のレコメンドなどのプッシュ型コミュニケーションをチャットで行うサービス「AI アウトバウンド」の提供を開始し、企業における消費者とのチャットコミュニケーション全体の品質向上・収益向上を図ってまいりました。その結果、過去の行動履歴を分析し最適なレコメンドを実現する事が出来ましたが、消費者のリアルタイムの好みや悩みに対してアプローチできない事に課題がありました。

 このような背景のもと、AIメッセンジャーは、アドテクスタジオのAI研究開発組織「AI Lab」において、2017年4月1日に発足した『大阪大学基礎工学研究科教授 石黒浩氏との共同研究講座(※4)』にて研究を進めていたチャットボットによる接客対話技術を用いて、『ヒアリング&レコメンド機能』を新たに開発・提供開始いたします。

 本機能は、チャットボット上で消費者とコミュニケーションを取り、「使用目的」「悩んでいる点」「趣味嗜好」などのヒアリングした情報に対し、社会心理学やトップセールスマンからの研修、インタビューを参考に設計した “商品へのイメージを膨らませる” 対話技術を用いることで、最適な商品の提案を可能にしました。
 例えば、プレゼント目的のために購入を考えている顧客に対し、相手にどのように喜んでほしいかを問いかけ、購入後のイメージをさせる事で購買意欲の向上を狙ったり、選択肢を肯定の表現のみに限定し、肯定の発言を繰り返し行うことで顧客の購入意欲を促進するなど、より現実の接客に近い会話が可能となります。


■概要図
 

 株式会社AIメッセンジャーは、今後もこのような対話技術をさらに深め、購入商品の選別に悩んでいる消費者へのリアルタイムなアプローチが、顧客ロイヤリティ・収益の向上を図る企業の新たなチャネルとして確立するよう努めてまいります。



※1 「ネットショッピングに関する実態調査」を日本国内で実施

※2「チャットボット」を活用した商品購入に、4割以上が肯定的

※3 人工知能を活用したチャットボット事業子会社 AIメッセンジャー、「AI アウトバウンド」の提供を開始


※4 人工知能のアドテクノロジー活用を図る「AI Lab」、大阪大学教授 石黒 浩氏と先端知能システム共同研究講座を発足