
【調査トピックス】
■R25世代の男性のうち、仮想通貨を保有・または運用している割合は14%
■仮想通貨保有者の9割以上が「投資目的」と回答。うち約4分の1は投資初心者
■「積極的に情報収集し、自分の判断で購入している」と回答した人は半数以下
■初めて購入した時期は「2017年以降」が79%
■保有額は「5万円未満」がもっとも高く35%、総資産に占める仮想通貨の割合は「10%以下」が過半数
■仮想通貨保有者の47%が「今後も積極的に投資していきたい」と回答
仮想通貨を持っている人の割合と投資経験について
R25世代(25~30歳)の有職者男性のうち、「仮想通貨を保有している」と回答した人の割合は約14%。そのなかで仮想通貨を保有する前から別の投資型運用をしていたという人は72.3%。全体の4分の1以上の人たちにとっては、仮想通貨が初めての投資経験だったことがわかりました。


仮想通貨の保有目的と購入に至る意思決定について
続いて、仮想通貨を保有する目的については「投資のため」と回答した人が実に全体の92.3%。現時点では、決済や送金を目的に購入している人たちはほとんどいないというのが現状のよう。
また、購入に至る意思決定については「トレンドなのでとりあえず購入した」という人が37.4%、「知人やメディアのオススメ情報にしたがって購入した」という人が19.9%となり、「積極的に情報収集し、自分の判断で購入した」という人は半数以下という結果でした。


仮想通貨の購入時期と現在の価値について
また、高騰中に購入した人が多いこともあり、購入金額に対する仮想通貨の現在の価値は、2分の1以上から2倍未満の人が62.1%と半数以上。大きな利益をあげた人はそれほど多くないというのが実態のようです。


仮想通貨の保有金額と総資産に占める割合について


今後の仮想通貨への投資意欲について

このように、仮想通貨に対する、保有者のモチベーションはいまだ高いままのよう。仮想通貨は、今後R25世代の市場参加を促す投資商品として成長するのか。そして、投資目的を超えた新しい通貨として社会に浸透するのか。新R25総研は、引き続き「R25世代と仮想通貨」に注目していきます。
■調査概要
調査主体:新R25総研
調査地域: 全国
調査対象: 25~30歳有職者男性
サンプル数: 4734サンプル/206サンプル(仮想通貨保有者640名から抽出)
調査手法: 「マクロミル」を活用したインターネット調査
調査実施時期: 2018年3月1月(木)~2018年3月7月(水)
■新R25とは(https://r25.jp/)
新R25は、「R25世代」と呼ばれる20代ビジネスマンのための"世の中がわかる"Webメディアです。今の自分や将来に対して漠然とした不安を抱えているけれど、どう解決すればいいのかわからない。行動を起こすきっかけもない。新R25は、そんなモヤモヤのなかにいるR25世代が"知ってよかった"と思えるトピックスを身近に届け、彼らの最初の一歩を後押しするメディアになることを目指しています。
調査概要内のサンプル数において記載に不備があり、4月4日に【サンプル数: 4734サンプル/206サンプル(仮想通貨保有者640名から抽出)】に修正をしました。