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会計

1999年2月7日

社長になってからこれまで、社長は数字に強くなければ駄目だとか、藤田は事業計画を魅力的に語るのは上手だけど会計に弱いと、何度か忠告を受けてきました。細かい資金繰りや資金計画について質問を受け、株主や金融機関を安心させる明確な答えがすぐに出てこなかったためです。 その度に悔しくて、口には出せなかったものの、ちょっと待って、これから会計も強くなるから。と、思っていました。 そもそも事業や営業に関する数字には強いのだから企業の会計に弱いはずがないと自分では思っていました。 でも、そろそろ本腰を入れてやらなければ。と思います。 オーバーフロー気味に経営計画を立てている以上、これからも急に予想以上に支払いが増えたり売り上げが増えたりといったことは頻繁に起こると思います。 よくベンチャー企業は売上が増えれば増える程、資金繰りは厳しくなるといわれますが、私も身を持ってそれを体験してきました。 昨年の年末会社設立以来、初めて借入れを考えたときには、会社と私が若すぎるのか、なかなか資金を調達できませんでした。 保証協会の基準には満たず、事業立ち上げ時には割と簡単に貸してもらえるといわれる国民金融公庫では散々苦戦して予定の3分の1くらいの融資をやっと受けることができました。 その当時すでに順調に売り上げはあがっていたし、利益も出ていたし、たくさんの企業や営業先のクライアントや知り合いが、サイバーエージェントの将来性を感じてくれて、出資したいという嬉しい言葉を頂いていました。 なのにどうして金融機関は融資してくれないのか不思議で仕方がありませんでした。 理由は簡単で、金融機関の人と話すときも私は投資家に話すのと同じ調子で、大風呂敷きを広げて事業のことを魅力的に話していましたが、金融機関の人たちとっては、その事業がいかに魅力的に見えるかよりもいかに健全に成長するかのことのほうが大事なのでした。 つまり、事業の安全性をロジカルに立証できない私に対しては融資できないということなのです。 恥ずかしい話ですが、今月からは超本気で会計に取り組んでいます。 サイバーエージェントの道路を挟んで向かいにある京セラの稲盛会長が書いた「会計がわからんで経営ができるか!」という本も読んでます。 今流行りのキャッシュフローベースの経営を、肌で身につけたいと思います。