このページの本文へ移動

Menu

メニュー

  • 企業 
  • ニュース 
  • サービス 
  • 技術・デザイン 
  • 採用 
  • 投資家情報 
  • CyberAgent Way 
  • FEATUReS 

 

トップメッセージ

時価総額10兆円

1999年10月24日

よくマスコミや金融機関の方に取材して頂いていると、「サイバーエージェントの将来的な目標は?」という質問を受けて、回答を迫られます。 この動きの速い環境で半年先のことも予測不可能なので、私はそんなに先のことはあまり考えず、2,3年先の目標を立てて会社を経営してきましたが、先日、 「向こう10年間でサイバーエージェントグループ時価総額10兆円を目指します。」 と、雑誌記者の方に答えたら、それがそのまま記事の大見出しになりました。 後から調べて解ったのですが、現在、日本企業で10兆円を超えるのは、NTTとNTTドコモとトヨタの3社だけでした。 どうして10兆円という言葉が口をついて出てきたのかが解りませんでしたが、思い出してみれば、光通信の重田社長と食事をしている時に「インターネットで10兆円やる。」という言葉を聞いて、「自分も!」と考えたような気がします。 これまでの常識から考えると、とてもリアリティの沸かない数字ですが、このネット業界にいると、ここまで短期間に展開していくのは決して不可能なことではないと感じます。逆にいえば、少なくとも10年先にはネット業界の形勢はすべて決まっていると思います。 株式公開を来年実現すれば、10兆円の目標の数パーセントは達成すると思いますし、軍資金を持てば事業投資やM&Aにより、事業の加速度を上げることができます。ネット業界に限って言えば、日々インターネットのマーケティングを繰り返している私たちは、投資先を選ぶにしても、新しい事業を産み出すにしても、誰よりも鼻が利くと思います。 エモーショナルな目標設定ではありますが、向こう10年間、10兆円を目指してこのペースで死ぬ気で頑張っても、私は10年後まだ36歳で、気力、体力的にも問題ないし、例え途中でこけても2、3兆円はとれるのではないかと思っています。 そう考えると、リアリティのある数字に見えてきます。 この先10年は起業家にとってはたまらないチャンスだと思います。 よく私たちはインターネットの盛り上がりの時流に乗っていると表現されますが、私としては時流の波に会社と自分を主体的に乗せていっているつもりですし、今後ともそのつもりです。 逆に今、このインターネットの波に乗れなければ経営者としての責任を問われても仕方ないと思います。 実際アメリカのインターネットの波に乗れなかったCEOは次々に責任を取らされて更迭されました。 これから実際にやっていくことを考えるとぞっとしますが、とにかく宣言したからには、実現するために全力を尽くすだけです。 目標が定まってなんだかすっきりしました。