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トップメッセージ

社内向けCEOメッセージ

2002年1月14日

※このメッセージは、当社の社内報「サイ・バー」にて  藤田が社員向けに宛てて書いたメッセージです。 今月から社内向けにCEOメッセージということで、比較的のびのび書けると思います。 とはいっても、既にサイバーエージェントグループも200名を超えていますから、 野心を持っている人、単にサイバーエージェントが好きな人、お金のために働いて いる人、などなど、いろんな人がいると思いますが、8割がたの人に向けての メッセージとして書いていきたいと思います。 社内報プロジェクトの皆様、忙しい仕事の合間、このような場を設けて頂きまして、 ありがとうございます。 さて、最近のトピックスといえば、先月のインタラクティブの佐々木さんの 1億円受注は凄かったですね! 最終日まで何日も会社に泊り込んでいたようですが、近寄るとなんかオーラのような もの(匂い?)が出ていた気がします。 今のインターネット広告市場はまだ年間590億円程度ですから、それを12ヶ月で 割ると、月間約50億円の市場うち、たったひとりで1億円を売ったということです。 間違いなく、日本でいま一番インターネット広告を売っている男でしょう。 佐々木さんだけでなく、我々の仕事が、いままさにインターネット産業を作り上げて いる実感が湧くことは日々社内にごろごろしています。 たとえばメルマガの有料化をはじめたニュースや、CAモバイルがモバイルECで 月4000万も売り上げたりとか、日々産業の歴史を作っているといえるでしょう。 既存の広告会社や金融機関や商社など古くからの既存業界で働いていても、 よほど珍しいことでもやるか事件でも起こさなければらなければ、新聞に載らない ばかりか、注目すらされないはずです。 我々は自分だけが儲かれば良い"商売"ではなく、"事業"を行っている以上、社会に 大きなインパクトを与えていかなくては、やりがいもある訳ありません。 これは世間から注目度の高いサイバーエージェントで、そして最も期待されている インターネット産業で働いている醍醐味だと思います。 自分がそんな業界の最先端で仕事をすでにはじめていることを再度認識し、 年をとってから、「なんであの頃もっと頑張らなかったんだろう・・・」などと 後悔しないように、日々、頭も体もフル回転、全力を尽くしましょう。 話は変わりますが、先日久々にテレビに取材された、テレビ東京の「IRリポート」 みなさん見ましたか? マスコミの捉え方もずいぶんポジティブに変わってきましたね。外部の人からは、若い人が活き活きと働いていて楽しそうと言われました。 また、放送直後に、母親から電話があり、「あんた太ったねえ」。 私も後日ビデオで見てみましたが、これはワイドテレビの普及による弊害だと 思いました。 それはさておき、確かに去年は痩せていました。思い起こしてみると、上場後の 株価暴落と、ネット企業バッシング、大企業のステイタスを捨ててベンチャーに 人生を賭けてきた人や、新卒で入社した人も多く抱え、私も相当なプレッシャーで 食事が喉を通らなかったのです。 だけど、時を経て、厳しい逆境を乗り越えて、その"経験"を経て、確かに私も 一緒にやってきた人たちも会社も成長しました。 起業家はそもそもタフでなんぼの職業ですが、私も更にタフになったと思います。 その程度のプレッシャーは全然平気になりました。 創業間もないころから一緒にやってきた人は私や当時の社員を見ていて解ると 思いますが、厳しい環境を乗り越えたり、大きな仕事を経験したりといった"経験"が、 成長の速さを決めていると思います。 ところが日本社会の既存企業は、若い人が"経験"するチャンスが圧倒的に不足して いると私は思います。 サイバーエージェント社内では、現在のカンパニー制の運営体制下では、グループ 傘下に抱える関連会社の社長、カンパニープレジデントの力量が当社を支えている といえますが、私も実際にやってきて解ったことがあります。 最初抜擢したときは、大概、カンパニープレジデントも関連会社社長も頼りない ことがほとんどですが、これは、"経験"をしたことがないのであたりまえです。 ところが、そのポジションを獲得し、試行錯誤したり、厳しい詰めにあったりして 必死にやっているうちに、経営者としてかなりの力をつけてきます。 若いが故に、仕事量と柔軟性で、未熟さをカバーできるのでしょう。 つまり「若くてもやらせてみれば何とかなるんだ」というのが適切な表現だと 思います。 既にどこにいっても通用するような経営力をつけてきたカンパニープレジデントや 関連会社の社長もいます。どこに転職しても、会社が倒産しても、自分で起業 してもやっていけるということです。 私もそうだと思いますが、"経験"こそが若いうちに獲得するべき重要な個人資産 なのです。 「やらせてみればなんとかできる」にも関わらず、日本企業で、当社のように 20代や30代で経営の"経験"が積めることはほとんどありません。 その意味でも当社グループ内にいることは既にすごいチャンスを得ることが 可能な環境にいることになります。 ぜひ、サイバーエージェントグループでできる限り"経験"を獲得してください。 とはいえ、環境(会社)に依存するという意味ではなく、自分の意思で、昇進 したり良いポジションの獲得を目指してください。既存の大企業のように、 待っていたら認められて抜擢されるといったことはなくなるでしょう。 また、出世競争もないですから、他人を蹴落とすヒマがあったら、新しいものを 産み出して、自らポジションを作ってください。 会社はこれからも大きくしていきますから、私や本体の経営陣との距離が遠く なるのもあたりまえです。後戻りするつもりもありません。 ということは自らをアピールすることも必要にあります。いい仕事をしたら、 自分のマネージャーにトピックスを流すように要求するといったことをやって いかなくはいけません。 逆にいえばマネジメントを行う立場の人は、自分の優秀なメンバーを引き立て られないマネジメントは力量不足だと思います。 繰り返しになりますが、私をはじめとした経営陣も含めてみんなが未熟な組織で 働いているということは大変チャンスが大きいということです。 ソニーやトヨタのような立派で尊敬できる経営陣や上司がたくさんいる会社で 働いていたら、20代、30代ではまず部長にすらなれないでしょう。 インターネット産業もブロードバンドの普及が始まることもあって、可能性は 無限に広がっていきます。我々もまた若く、可能性は無限大です。 サイバーエージェントを成功させていくことと個人の成長は一致します。 この共通の目標に向かって、日々、がんばっていきましょう!