サイバーエージェントで勝負する理由を教えてください。
思い返すといつも、私のキャリアは常に2つ以上のことで成り立ってきました。
デザイナーになりたての頃は、「デザイン」と「プログラミング」を行い、広告代理店時代には、デザイナーとして「グラフィック」と「WEB」、アートディレクターとして「コンセプト立案」と「ディレクション」を行ってきました。
広告のクリエイティブをしてきた私が、サイバーエージェントで勝負する理由は、クリエイターとしての領域を超えた様々な挑戦ができるからです。
複数のプロジェクトを手掛けていたときも、AWAの立ち上げ期・成長期のときも、様々な挑戦と失敗を繰り返してきました。これまで携わった事業のUI改修を例にあげても、これまでのアイデアを合計したら、何百、下手したら何千といったアイデアがあったように思います。そして、その挑戦が失敗だったとしても、それを糧に、再度挑戦をさせてくれる懐の深さが、サイバーエージェントの魅力だと思います。
いま私の掲げているミッションは「戦略とデザインを一手に担う、経営参謀になること」
現在では、デザイナーとしてのクリエイティブ業務のほか、経営戦略の最大の武器となるブランディングに、日々経営メンバーと向き合っています。
ブランド戦略というものは、長期的な目線、ブレない軸、揺るがない覚悟など、経営判断を要する場面が多く登場します。ときには冷静な判断で、ときには大胆な発想で、組織全体を巻き込みブランディングをする必要があると考えています。
これを「右脳と左脳で勝負する」という言葉に込めました。
どんな学生と一緒に勝負したいですか
「どんな状況においても、仕事を楽しむ姿勢を貫く」
私の仕事のスタンスとして、このような考え方があります。
クリエイティブには正解がありません。正解がないからこそ、色々なアイデアやデザインがあるはずだと考えています。しかし世の中にお披露目できるのは、その中からひとつ。それ以外のボツ案を栄養素として、仕事をとことん楽しめる人と、一緒に働きたいと思っています。
ひとつひとつのクリエイティブへのこだわりと、そのこだわりを壊せる勇気を持って、一緒に勝負していきましょう。