INTERVIEW

長船 真治

インターネット広告事業本部
第2本部
シニアSEMコンサルタント

長船 真治

2016年中途入社

30歳。“それなり”で働き続ける危機感から転職を決意

大学卒業後、大阪の専門商社に入社し、7年ほど営業職に従事していました。サイバーエージェントに転職したのは30歳の時ですが、実は20代半ばから、サイバーエージェントの社員の皆さんとは頻繁に交流がありました。

というのも、高校時代のサッカー部の仲間であり親友でもある友人が、新卒でサイバーエージェントに入社しており、社員同士で実施しているフットサルの練習や飲み会に度々呼んでくれていたからです。

そんな中、25歳の時に一度「サイバーエージェントで働かないか」とお誘いただいたのですが、その時はまだ転職する決意ができず、お断りしました。

その後、転職を決意することになったのは、彼から二度目のお誘いをいただいた時でした。ちょうど30代に差し掛かり、仕事にも慣れが出てきている中で、徐々に自己成長を感じられなくなっていた頃でした。このままでも、“それなり”で30歳、40歳と働き続けることは出来たと思います。でも、心のどこかでやりがいや満足感が不足したまま惰性で働いている自分に、危機感も感じていました。

20代の時から仕事にフルコミットしていた友人は、現在はサイバーエージェントの子会社の社長を務めています。決して楽な環境ではないことを、彼の姿をそばで見て知っていましたが、やりがいを持って働いている彼の姿を見て「自分も、このまま逃げ続ける人間になりたくない」「業界トップの会社で、本気で働きたい」というスイッチが入り、転職を決意しました。

最初の2年を乗り越えられたのは、尊敬できる先輩との出会い

入社後から現在まで、SEM(検索エンジンマーケティング)領域に特化した専門組織に所属し、SEMコンサルタントをしています。

入社して3年ほどでシニアコンサルタントに昇格しているため、周りからは順風満帆なキャリアだと思われることもあるのですが、実際はその逆で、苦しい時期が続いていました。

特に最初の2年間は一度も昇格できず、中途同期や後から入社した新入社員にどんどん追い抜かれていく日々で、出血するんじゃないかというくらい(笑)唇を噛みしめながら耐え忍んでいました。

そんな中でも心を折れず続けてこれたのは、自分の中で「勝つまでやろう」と決めていたことと、尊敬できる先輩に出会えたことが大きかったです。

業界の中でもトップレベルのコンサルタントである先輩と、初めてお仕事をさせていただいた時に、「同じ人間でも、ここまで能力の違いがあるものなのか」と衝撃を受けました。

SEMコンサルタントとしての能力に限った話ではなく、基礎となる思考力が突出して高く、その思考力をSEMコンサルタントという仕事に最大限活かしているというイメージでしょうか。

自分との差をまざまざと感じたと同時に、「このレベルまで到達できたら、きっとどんな仕事にも応用できる。そして、何よりも仕事が楽しいだろう」と思いました。そう思ってからは、「追いつくまでに何年かかるか分からないけれど、愚直に真っ直ぐに、この人について行こう」と決意しました。

この時期に徹底的に鍛えていただけたことで、2年目以降は順調に結果を出すことが出来、現在はシニアコンサルタントとしてメンバーを育成する側の立場になっています。

未経験でも成果を出せる環境づくりにコミット「自分次第で、“業界初”を生み出せる面白さを感じて欲しい」

SEMコンサルタントは、Yahoo!やGoogleといったメディアを活用したプロモーションの効果最大化を担っています。デジタルマーケティングの中でも主要メディアとなってくるため、顧客からの期待値も高い領域です。

日々情報がアップデートされていく業界なので常に学び続ける姿勢が必要ですが、変化が激しい分チャンスも広がっています。未経験からのスタートでも、自分次第で“業界初”の成功事例を生み出し、Web業界で爪痕を残せるような人材になれる環境です。

そして、その成功を強力にサポートする環境も、ここ数年でより整ってきました。僕自身が未経験からの転職で伸び悩みに苦しんだ経験があるので、そういった経験を踏まえて、新入社員が成果や成長機会を逃してしまうような状態をなくし、いち早く成果を出して喜んでいる姿を見れるよう、育成の仕組みやサポートできる環境づくりにコミットしているところです。

入社後は、独り立ちができるまでトレーナーがトレーニーに伴走しマンツーマンでサポートしていく仕組みもありますし、自主学習ができる動画形式のプログラムも用意しています。また、最近ではリモートワーク環境で陥りがちな「コミュニケーション不足」や「気軽に質問が出来ず、一人で抱え込んでしまう」などの問題を解消するために、様々な施策を取り入れ試行錯誤しています。

サイバーエージェントには、人を大事にするカルチャーと育成・フォローの仕組みがあります。未経験からの挑戦でも、ぜひ思い切って飛び込んできていただきたいと思っています。